つなぎ
監督 キム・テヒョン 脚本 キム・テヒョン
出演 shoco 田中一平 泉水美和子 松下アンナ 中山雄介
（28分）
なぜ彼女はパラレルワールドへ行けたのか。
1年前、朋子は夫を失った。あの衝撃で1年間家に閉じこもったまま毎日ぼんやりとした日々を過ごしているなか、突然、夢(ポータル)を通して、パラレルワールドを経験することになる。その世界では夫が生きていて、朋子は夫に再会することができる。
この作品では、夫に会いたいという朋子の気持ちがパラレルワールドを経験する話を描いている。朋子の強い「想い」が朋子を家の中から外へ向かせている。
キム・テヒョン
1983年・韓国生まれ
東京都在住
映像ディレクター。
企業VP／イベントOP／ドラマ予告編／CM／WEB広告など、様々なジャンルに渡り、クリエイティブ活動を続けている。
個人制作も活発に行っており、今回の映画もその一つである。
「つなぎ」というタイトルからパラレルワールドという世界観を重視しているように感じられるが、実は「なぜ朋子が夢を通してパラレルワールドを経験しているのか？」がこの映画の重要なポイントである。
現実を受け入れられずに閉じこもっていた朋子の、次元を越えた「想い」がテーマの一つになっている。
