第12回山形国際ムービーフェスティバル

日時:11/11(金)・12(土)・13(日)場所:シネマコンプレックスMOVIE ON やまがた

火花©2016 YDクリエイション

作品概要

Netflix オリジナルドラマ「火花」(全10話)
11/11(金)20:55~ 1話・2話・3話
    廣木隆一監督・久万真路監督 舞台挨拶
11/12(土)16:10~ 4話・5話・6話
    廣木隆一監督・久万真路監督・波岡一喜さん 舞台挨拶
11/13(日)15:35~ 7話・8話・9話・10話
    廣木隆一監督・白石和彌監督・久万真路監督・
    毛利安孝監督・加藤正人さん 舞台挨拶
第153回芥川賞受賞作品 又吉直樹さんの「火花」
Netflix(ネットフリックス)でドラマ化
全10話を大スクリーンで上映!

原作 又吉直樹 著「火花」(文藝春秋 刊)
総監督 廣木隆一
監督 白石和彌 沖田修一 久万真路 毛利安孝
脚本  加藤正人 高橋美幸 加藤結子
出演 林遣都 波岡一喜 門脇麦 好井まさお(井下好井) 村田秀亮(とろサーモン) 菜葉菜 山本彩(NMB48) 染谷将太 田口トモロヲ 小林薫

狂おしいほど純粋すぎる、この二人。

 売れない芸人の徳永は、営業で行った熱海の花火大会で先輩芸人の神谷と出会う。誰にも媚びないスタイルと天才的なセンスに強く惹かれた徳永は、神谷に弟子入りを懇願する。神谷が伝えた唯一の条件。それは―「俺の伝記を作って欲しいねん。」
夜ごと浴びるように酒を酌み交わしては、「お笑い」について熱く語り合う徳永と神谷。神谷は自らの笑いの哲学をさらけ出し、徳永はそのすべてを吸収しようとする。馬鹿馬鹿しくも純粋に笑いに向き合う時間を共有していく中で、二人の歯車は少しずつ噛みあわなくなっていく―。コンビとして少しずつ売れていく徳永と、すべてが思うようにいかずもがき苦しむ神谷―。ある日、神谷は借金を抱えたまま忽然と姿を消してしまうのであった。
 漫才の世界に身を投じた主人公たちの10年間を追いながら、「お笑い」にかける芸人たちのストイックな姿勢や、人間の悲哀や愛おしさ、生きることの意味を映し出していく群像劇。
 第153回芥川賞受賞作、累計250万部突破の大ヒットを記録した又吉直樹の小説「火花」を、全10話にドラマ化。動画配信サービスNetflix(ネットフリックス)にて、今年6月より全世界に配信された。
総監督を廣木隆一監督が、各話を白石和彌監督、沖田修一監督、久万真路監督、毛利安孝監督が務めている。

舞台挨拶

廣木隆一

廣木隆一
1954年1月1日生まれ、福島県出身。1982年、ピンク映画 「性虐!女を暴く」 でデビューし、数多くの作品で監督を務める。2003年、「ヴァイブレータ」で第25回ヨコハマ映画祭で監督賞をはじめ5部門、その他40以上の国際映画祭で数々の賞を受賞した。近年の主な監督作品に、「余命1ヶ月の花嫁」(2009)「雷桜」(2010)「軽蔑」(2011)「きいろいゾウ」「100回泣くこと」(2013)「さよなら歌舞伎町」「娚の一生」「ストロボ・エッジ」(2015)「オオカミ少女と黒王子」「夏美のホタル」(2016)などがある。

白石和彌

白石和彌
1974年12月17日生まれ、北海道出身。若松孝二監督に師事し、フリーの演出部として行定勲監督、犬童一心監督などの様々な作品に参加。数々の映画で助監督等を務め、「ロストパラダイス・イン・トーキョー」(2010)で本格的に映画監督デビュー。2013年、「凶悪」で第5回TAMA映画賞 最優秀新進監督賞、第38回報知映画賞監督賞、第37回日本アカデミー賞 優秀監督賞、優秀脚本賞などを受賞。「日本で一番悪い奴ら」が大ヒット上映中。公開待機作品にロマンポルノ・リブート・プロジェクトのひとつ「牝猫たち」がある。

久万真路

久万真路
2001年、「blue」(安藤尋監督)で劇映画の助監督としてデビューし、様々な作品で助監督を務める。初監督作品は、2005年公開の「探偵事務所5”~5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語~」の一篇。その他監督作品に、「ファの豆腐」 (2011)がある。主な助監督作品は、「スクラップ・ヘブン」(2005/李相日監督)「ゆれる」 (2006/西川美和監督)「黄色い涙」(2007/犬童一心監督)「悪人」(2010/李相日監督)「軽蔑」(2011/廣木隆一監督)「マエストロ!」(2015/小林聖太郎監督)など。長編劇映画監督としてのデビュー作は、「白鳥麗子でございます! THE MOVIE」(2016)。

毛利安孝

毛利安孝
2002年、「黄泉がえり」(塩田明彦監督)で助監督デビューし、2006年に「コトリタチノ楽園」で初監督を務める。その他の監督作品、「おのぼり物語」(2010)「カニを喰べる。」「羊をかぞえる。」(2015)の3作では、監督と脚本を兼任した。主な助監督作品は、「ドッペルゲンガー」(2003/黒沢清監督)、「この胸いっぱいの愛を」(2005/塩田明彦監督)、「ラビット・ホラー3D」(2011/清水崇監督)、「魔女の宅急便」(2014/清水崇監督)など。「闇金ウシジマくん」シリーズ(2012・2014/山口雅俊監督)では監督補を務めた。

波岡一喜

波岡一喜
1978年8月2日生まれ、大阪府出身。2005年「パッチギ!」(井筒和幸監督)の出演で注目を集め、以降映画やテレビドラマ、舞台などで多数の作品に出演。主な出演作は、「クローズZERO」シリーズ(2007・2009)、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(2010)、「十三人の刺客」(2010)、「探偵はBARにいる」シリーズ(2011・2013)、「ベイブルース〜25歳と364日〜」(2014)、「図書館戦争」シリーズ(2013・2015)、「おかあさんの木」(2015)。テレビドラマは「ライオン丸G」(2006/TX)、「ちりとてちん」(2007〜08/NHK)、「遺留捜査」(2011/EX)、「平清盛」(2012/NHK)、「仮面ライダー鎧武/ガイム」(2013〜14/EX)、「ごちそうさん」(2014/NHK)、「ボーダーライン」(2014/NHK)、「恋の時価総額」(2015/BSスカパー)、「立花登青春手控え」(2016/NHK)など。

加藤正人

加藤正人
脚本家 日本シナリオ作家協会理事長
「雪に願うこと」で、第61回毎日映画コンクール脚本賞受賞。「クライマーズ・ハイ」(2008)、「孤高のメス」(2010)、「ふしぎな岬の物語」(2014)で、それぞれ日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。その他「日本沈没」(2006)、「天地明察」(2012)、「エヴェレスト 神々の山嶺」(2016)など。「水の中の八月」で、第15回モンス国際映画祭(ベルギー)最優秀脚本賞受賞。

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