第12回山形国際ムービーフェスティバル

日時:11/11(金)・12(土)・13(日)場所:シネマコンプレックスMOVIE ON やまがた

ぼくのおじさん©1972 北杜夫/新潮社©2016「ぼくのおじさん」製作委員会

作品概要

ぼくのおじさん 〈11/3(木・祝)公開〉
11/11(金)17:10~

監督 山下敦弘
原作 北 杜夫「ぼくのおじさん」
出演 松田龍平 大西利空 (子役) 真木よう子 戸次重幸 寺島しのぶ 宮藤官九郎 戸田恵梨香

やっちゃえ、おじさん。恋と冒険の旅へ出発だ!

「周りにいる大人について」という作文コンクールの課題を出された小学生のぼく。お小遣いはくれないし、勉強も教えてくれない。スポーツも全然ダメで、何かにつけて屁理屈ばかり…ぼくは、居候の“おじさん”について書いてみることにした。そんなある日、おじさんにお見合い話が持ち上がり、ハワイの日系4世で絶世の美女・稲葉エリーに一目惚れ!だが、エリーは祖母が経営するコーヒー農園を継ぐためにハワイへ帰ってしまう。おじさんとぼくはエリーを追いかけてハワイへ行く!どうなるおじさんの恋?
 原作は芥川賞作家、北杜夫さんの同名小説。作家本人が自らをモデルに、兄(精神科医・斎藤茂太さん)の家に居候していた頃の体験を膨らませて、ユーモアたっぷりに描いた。この原作をもとに、山下敦弘監督×松田龍平さんという新タッグが挑戦した、心をホッと和ませてくれるホームコメディ。クスクス笑って、ちょっぴり切ない“おじさん”と“ぼく”の冒険物語!

舞台挨拶

松田龍平

松田龍平
1983年、東京都出身。映画『御法度』(99/大島渚監督)でデビュー。同作で日本アカデミー賞、ブルーリボン賞をはじめとする新人賞を受賞。2002年『青い春』に主演以降、『まほろ駅前多田便利軒』、『まほろ駅前狂騒曲』(11・14/大森立嗣監督)『北のカナリアたち』(12/阪本順治監督)、『探偵はBARにいる』シリーズ(11・13/橋本一監督)、『舟を編む』(13/石井裕也監督)、『ザ・レイド -GOKUDO-』(14/ギャレス・エヴァンス監督)、『ジヌよさらば ~かむろば村へ~』(15/松尾スズキ監督)など様々な作品で独特な演技と世界観を作り出し、日本映画界を牽引する役者として活躍中。2015年、『舟を編む』で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、キネマ旬報ベスト・テンを受賞。最新の出演作に『モヒカン、故郷に帰る』(16/沖田修一監督)、『殿、利息でござる!』(16/中村義洋監督)。7月スタートの「営業部長 吉良奈津子」(16/CX)では、3年ぶりとなる連続ドラマに出演。

大西利空

大西利空
2006年、東京都出身。幼少期から子役として活躍。テレビドラマ「ゴーイングマイホーム」で初のレギュラー出演を果たして以降、様々な作品に出演する。主な出演作にドラマ「なるようになるさ」(13,14/TBS)シリーズ、「美女と男子」 (15/NHK)、「悪党たちは千里を走る」(16/TBS)、映画『ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY』(14/木村ひさし監督)、『悼む人』(15/堤幸彦監督)、『金メダル男』(16/内村光良監督)などがある。本作の役柄を、度重なるオーディションを見事に勝ち抜いて射止めた。映画では大人びた少年・雪男を演じているが、普段は野球をこよなく愛するやんちゃな小学生。

山下敦弘

山下敦弘
1976年、愛知県出身。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。1999年、卒業制作作品『どんてん生活』が国内外で高い評価を受ける。2005年、女子高生がバンドを組む音楽映画『リンダ リンダ リンダ』がスマッシュヒット。『天然コケッコー』(07)では報知映画賞最優秀監督賞を最年少受賞、キネマ旬報ベストテン2位に入る。以降『松ヶ根乱射事件』(07)、『マイ・バック・ページ』(11)、『苦役列車』(12)、『もらとりあむタマ子』 (13)、『超能力研究部の3人』 (14)とキャリアを重ね、2015年、『味園ユニバース』が大ヒットとなる。最新作に『オーバー・フェンス』(9月17日公開)がある。

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