2008年ノミネート作品

サクラ、アンブレラ

作品概要

サクラ、アンブレラ

監督 古新舜 脚本 古新舜 音楽 Lunchmat
出演 清水ゆみ 麻生幸佑 堀本能礼
(17分30秒)

想い出は桜の花びらに乗って、やってくる

咲(20)は美大で油絵を専攻している。最近、自分の作品をうまく作ることができず、デッサンをひたすら練習していた。四月に入って間もないある日、咲は、晴れなのに真っ黒いコートを着、真っ黒い傘を差してキャンパスを歩く青年・空[ソラ](21)――「傘男」をみかけることになる。ある日、突然雨が降り出した。慌てふためいている咲のもとに、差し出しされる傘男の傘。その中には、咲が幼い頃見た青空の絵が描かれていた。何かの衝動に突かれた咲は、彼をモチーフにデッサンを描き始める。描き進められる絵と共に、幼い頃、傘の中の青空を見た気持ちが思い出されていく。思い出とイマの結びつきから、主人公が自分らしさを再発見していく春色ショートストーリー。

監督プロフィール

古新舜

古新舜 こにい しゅん
1981年 岩手県生まれ
23歳で映画の世界に入り、埼玉県川口市スキップシティにて、ハイビジョンの映画製作を先駆的に勉強。

この作品で伝えたかったこと

何気ない日常の中に自分らしさや忘れていた感情が隠されていること、そして、時間や空間を越えて紡がれていくキモチが今の自分を形成してくれていることを伝えたいと思います。短い命である桜の花に囲まれたキャンパスの中で、主人公は普通の生活を過ごしていきますが、そのありきたりな時間の中にも大切な人との出会いは繰り返されていることを表現しております。

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